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時計の知識がなくても楽しめる?組み立て体験で知る文字盤・針・ムーブメント

5 時間前
読了時間: 9分

「時計の中身はよく分からないけれど、組み立て体験に参加しても大丈夫?」。はい、JIOSでは初めての方にもご参加いただけるよう、プロが組み立てをサポートしています。専門用語を覚えてからお越しいただく必要はありません。今回は文字盤や針、内部の機械に少し目を向けながら、時計を見る楽しみをご紹介します。


目次


  • 1. 時計を動かす部分と、時刻を見せる部分

  • 2. 文字盤と針を、いつもより少しゆっくり見る

  • 3. ガラスの向こうと、時計の裏側にも目を向ける

  • 4. 部品が一本の時計になる時間を楽しむ

  • 5. 気になることを一つ持って、石山の組み立て体験へ


1. 時計を動かす部分と、時刻を見せる部分


腕時計を見るとき、最初に目に入るのはどの部分でしょうか。文字盤の色、針の形、全体の大きさ。普段は一つのまとまった物として見ている時計ですが、組み立てる前の部品に目を向けると、それぞれに違う役割があることが見えてきます。まずは「動かす部分」と「見せる部分」に分けて考えてみませんか。


ムーブメントは、時計の内側の仕組み


時計の説明で出てくる「ムーブメント」は、動力源や時間の基準となる装置などからなる、時計内部の機械体のことです。一方、文字盤は時刻の情報を示す表示板。針と文字盤を通して、私たちは内側の仕組みが刻む時を読み取っています。名前が難しく感じられたら、まずは内側で働く部分と、目で見る部分がある、くらいに思っていただければ大丈夫です。


写真のパーツトレーでは、まだ一本の時計になる前の姿を見ることができます。完成した写真と見比べて、どれが文字盤で、どこに針が重なるのかを探してみてください。時計の顔だけを切り離して見ると、ふだん何気なく眺めている部品の形にも気付きやすくなるのではないでしょうか。


ケース・文字盤・針を並べて組み合わせを考えるパーツトレー

写真はパーツを並べた一例です。記事内の完成時計の写真も含め、当日選べるパーツや配色をすべて示すものではありません。ご希望の組み合わせは、モデルと一緒にお気軽にご相談ください。


針がある時計にも、仕組みの違いがあります


針で時刻を示す時計を見て、「機械式なのかな」と思うこともあるかもしれません。ただ、針があるという見た目だけで、内部の方式が決まるわけではありません。機械式はぜんまいなどを動力とし、腕時計には手巻きや自動巻きがあります。クォーツは水晶振動子を時間の基準にする方式です。表示のしかたと、時を刻む仕組みは、別々に見てみると整理しやすくなります。


仕組みの違いを全部覚えるより、「この時計の中では何が働いているんだろう」と気になったところから聞いてみてください。外から見える形と、内側の働きが少しずつつながることも、部品に触れる時間の楽しみです。


2. 文字盤と針を、いつもより少しゆっくり見る


次は、時刻を読み取るところを見てみましょう。文字盤には数字や目盛、マークがあり、こうした時・分・秒などを示す数字や目盛を「インデックス」と呼びます。難しい部品名のように聞こえますが、ふだん時刻を確かめるときに目を向けている、身近な部分です。


シルバー文字盤と青針、ステンレス5連ベルトのJIOS SEIRANの接写

こちらはシルバーの文字盤に青針を合わせたSEIRANの完成品の一例です。文字盤のローマ数字、外側の細かな目盛、中央に重なる針を、それぞれ別に眺めてみてください。全体の印象で「好き」と感じた時計にも、目を留めたくなる細部がいくつもあるのではないでしょうか。


数字を読む前に、どこへ目が向くでしょうか


たとえば、写真をぱっと見たときには青い針が気になり、ゆっくり見ると文字盤の模様に惹かれる、という見方もあります。最初は色だけを見ていた方も、次は数字の形、その次は目盛の並びへと、目を向ける場所を変えてみてください。一度に細部をすべて見ようとしなくても、同じ一本の中に違った表情を探せます。


針を眺めるときは、先端が文字盤のどのあたりを指しているかを追ってみるのもひとつです。文字盤だけを見ると整った模様に感じられる目盛が、針と一緒になると時刻を読み取る手掛かりになります。「きれいな部品」として見る楽しみと、「時刻を伝える部品」として見る楽しみ。その両方があるところに、腕時計のおもしろさを感じていただけたら嬉しく思います。


針だけでなく、文字盤と合わせて眺める


SEIRANには、クラシックなベーシック針と青針の選択肢があります。針単体の形や色が気になるときも、文字盤と重なった姿を思い浮かべてみてください。自分はどの部分を手掛かりに時刻を読みたいか、どの細部を眺めていたいか。そんな視点を加えると、好みをもう少し具体的な言葉にできそうです。


色の組み合わせを先に決めておく必要はありません。実際のパーツを見ながら、「この目盛が気になる」「針の形を比べたい」とお伝えいただいても大丈夫です。完成形を当てるように選ぶのではなく、見比べる途中でご自身の好みを見つける時間も楽しんでいただきたいと思います。


3. ガラスの向こうと、時計の裏側にも目を向ける


文字盤と針を見たら、その手前にある透明な部分にも目を向けてみましょう。時計では、表示部分を保護するガラスや樹脂などを「風防」と呼びます。普段は透明なので意識しにくいかもしれませんが、文字盤を眺めるとき、私たちはこの部分を通して見ています。


完成した時計の正面だけでなく、少し横からも見てみてください。写真を見るときなら、ガラスの面、外周のケース、文字盤の位置を順に探してみるのもよいでしょう。重なって見えていたものを一つずつたどると、時計の外側にも関心を広げられます。文字盤の色を選ぶときとは、少し違う眺め方です。


外から操作する部分にも、名前があります


ケースの側面にある「りゅうず」は、時刻やカレンダーを合わせるなどの操作に使う部分です。部品の名前を聞いたとき、写真や実物のどこにあるかが分かると、説明を聞くときにも結び付きやすくなります。操作方法について知りたいときは、選んだモデルを見ながらお尋ねください。


SEIRANは、裏側から眺める楽しみも


ガラス越しに機械式ムーブメントが見えるJIOS SEIRANの裏蓋

SEIRANは日本製MIYOTAムーブメントを採用した自動巻きの時計で、裏蓋はスケルトン仕様です。裏側のガラスにもサファイアガラスを使っており、ムーブメントをガラス越しにご覧いただけます。表は針と文字盤、裏は内部の機械。同じ時計をひっくり返すだけで、目に入るものが変わります。


写真で見える形を、すぐに全部説明できなくても構いません。「この部分は何をしているのだろう」と、一か所気になっただけでも、時計の内側を知るきっかけになります。表のデザインが好きで選んだ時計に、裏から眺める楽しみも見つかる。そんな出会いも、機械式の時計に関心を持っていただく入口になればと思います。


4. 部品が一本の時計になる時間を楽しむ


部品の役割が少し見えてきたら、今度はそれらが一本になるところへ。当店の組み立て体験は、商品やパーツを選び、プロによる組み立てデモをご覧いただいてから、実際の組み立て、ベルトの取り付けとサイズ調整へ進む流れです。最初に完成した時計を眺めたときとは、違った視点で手順を見ていただけるのではないでしょうか。


工具を備えたJIOSの作業台で時計づくりを体験する様子

手順と一緒に、部品の役割を思い浮かべる


デモでは、手の動きだけでなく、今どの部品に向き合っているのかにも注目してみてください。文字盤なのか、針なのか、外側なのか。それぞれの役割を知っていると、目の前の作業と完成した姿をつなげて考える手掛かりになります。説明の途中で名前が分からなくなったら、「今の部品はどこに入るものですか」と、普段の言葉で聞いていただければ大丈夫です。


内側から針へと動力が伝わる仕組みには、連なった歯車が使われています。ひとつの針の動きの向こうにも、つながる仕組みがある。そんなことを思い浮かべながら完成した時計を見ると、時刻を読む数秒も、少し違って感じられるかもしれません。ここでお伝えしたいのは、すべての歯車の名前ではなく、部品どうしのつながりを見る楽しさです。


時計用工具を使って細かな組み立て作業を進める様子

細かな作業の写真を見ると、自分にできるか気になる方もいらっしゃると思います。JIOSでは時計業界20年以上のプロが組み立てをサポートしています。作業について不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。どの作業に関心があるかを教えていただけると、体験のイメージもお話ししやすくなります。


完成後は、同じ場所をもう一度見る


組み立てる前に気になった部分を、完成後にもう一度見てみませんか。トレーに並んでいた文字盤が時計の顔になり、針と一緒に時刻を示す。部品として見た姿と、一本の中に収まった姿を比べるのも、体験ならではの眺め方です。


「最初にこの数字の形が気になった」「裏から見える機械について聞いた」。そんな小さな発見が一つあれば、完成した時計を眺める理由も増えそうです。専門知識をどれだけ覚えたかより、ご自身がどこに興味を持ったかを大切にしていただければと思います。


5. 気になることを一つ持って、石山の組み立て体験へ


ここまで読んで、文字盤の模様が気になった方も、裏側を見てみたくなった方もいらっしゃるかもしれません。時計の知識を増やすことを、来店前の宿題にしなくても大丈夫です。「青い針を見てみたい」「中の機械について少し聞きたい」。そんな気持ちから、時計に触れる時間を楽しんでみませんか。


写真の一部分が気になった場合は、その画面を見せていただくのもひとつです。部品名が分からなくても、「この数字のまわり」「裏から見えるここ」と指していただければ、関心のあるところを伝えやすくなります。こちらからお話しするだけでなく、お客様が気になったところをきっかけに、時計の楽しみをお伝えできたら嬉しく思います。


プランと対象モデルを確認する


組み立て体験の対象はSEIRAN・AWAZU・OMIで、GMT DIVER’S 104は対象外です。時計を購入するプランと、組み立て体験のみのプランがあり、料金の考え方が異なります。


  • 組み立てた時計を購入する場合:時計本体料金に体験料金2,970円(税込)を加えた金額です。本体料金は選ぶ仕様によって異なり、時計本体代金は当日現地でお支払いいただきます。

  • 組み立て体験のみの場合:8,470円(税込)です。組み立てるモデルはSEIRANで、時計の購入を含むプランではありません。


所要時間は約40分〜で、商品選びの時間や作業内容によって前後します。体験場所は滋賀県大津市晴嵐1-8-1 晴嵐ビル5Fです。詳しい内容は腕時計組み立て体験のご案内をご覧ください。日程の変更やキャンセルに関する注意事項は、ご予約時の画面でお確かめいただけます。


いつもは時刻を確かめるために見る腕時計を、少し立ち止まって眺めてみる。文字盤の目盛、針の形、ガラス越しの機械に気付く時間が、時計を身近に感じるきっかけになれば幸いです。石山で、部品が一本の時計になる時間をご一緒しませんか。腕時計組み立て体験のプラン・空き状況を見るから、ご希望に合うプランと日程をご確認ください。


※執筆日時点の情報です。料金・仕様・予約条件などの最新情報は、各ページでご確認ください。

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