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サファイアガラスは傷つかない?腕時計のガラスとJIOSの選び方

1 日前
読了時間: 9分

腕時計の商品ページで見かける「サファイアガラス」。丈夫そうな名前だけれど、傷を気にしなくてよいのか、ほかのガラスと何が違うのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。先にお伝えすると、サファイアガラスは傷つきにくい素材ですが、絶対に傷つかない、強くぶつけても割れないという意味ではありません。


さらに「ARコーティング」「両面」「カーブ」といった言葉は、それぞれ別のことを表しています。ここを少し知るだけで、時計選びの際に仕様欄を読む手掛かりになります。今回はJIOSの3モデルを例に、ガラスの違いと、文字盤を眺める楽しみから一本を選ぶ考え方をご紹介します。難しい用語を覚えるより、ご自身がどんなところを気に入って使いたいか、思い浮かべながらお読みいただければ幸いです。


目次


  • 1. サファイアガラスの「傷つきにくい」を知る

  • 2. 傷への強さと、強い衝撃は分けて考える

  • 3. AR・両面・カーブの言葉を読み分ける

  • 4. 眺め方と好みから、JIOSの一本を選ぶ

  • 5. お手入れと購入後のことも確かめて


1. サファイアガラスの「傷つきにくい」を知る


文字盤や針を上から覆っている透明な部分は、風防と呼ばれます。時刻を読むときにはその向こう側を見ていますので、普段はあまり意識しなくても、時計の顔と向き合うたびに関わってくる部分です。文字盤の色や針の形に惹かれて選ぶなら、その間にあるガラスにも少し目を向けてみませんか。


サファイアガラスには人工サファイアが使われています。名前から青い宝石を想像されるかもしれませんが、時計の窓に使うものは透明な素材です。傷つきにくく、透明度が高いことが特徴で、お気に入りの文字盤を見ながら使い続けたい方にとって、選ぶ際の一つの判断材料になります。


素材名は、時計を知る入り口の一つに


例えば「毎日身に着ける一本なので、ガラスの素材も気になる」という場合。商品ページの風防欄にサファイアガラスとあれば、傷への抵抗を特徴とする素材が使われていると読み取れます。ただ、その一言ですべての使い心地や丈夫さまで分かるわけではありません。時計を選ぶ理由の一つとして受け止め、次にデザインやほかの仕様を見ていくと整理しやすくなります。


黒文字盤とシルバーケースに黒いスムースレザーベルトを合わせたJIOS OMIの正面

写真は、黒文字盤にシルバーのケースと針、黒いスムースレザーベルトを合わせたOMIです。まず全体の雰囲気を見てから、文字盤や小さな秒針へと視線を移してみてください。好きだと思うところを見つけ、その時計にはどんなガラスが使われているのかを確かめる。そんな順番で選んでいただいても大丈夫です。


2. 傷への強さと、強い衝撃は分けて考える


ガラスの説明で「硬い」と聞くと、何に対しても強いように感じるかもしれません。素材の性質では、傷や摩耗への抵抗と、割れたり欠けたりすることへの抵抗は分けて考えます。こすれ傷がつきにくいことと、強くぶつけても割れないことは、同じ意味ではないのです。


ですので、サファイアガラスを採用した時計でも、強い衝撃を避けながらお使いいただきたいと思います。「サファイアだから、落としても大丈夫」と素材名だけで判断せず、お気に入りの一本として扱っていただければ幸いです。どのくらいの高さからなら安全か、どのモデルが落下に強いかといったことも、ガラスの名称だけで決めることはできません。


着け外しの場所を、一度思い浮かべてみる


日々の扱い方としては、時計を着け外すときの場所を考えてみませんか。立ったまま慌ててベルトを留めるよりも、落とさないように手元を落ち着けられる場所を選ぶ。外した時計は机の端に置かず、置き場所を決めておく。特別な道具を増やす前に、ご自身の生活の中で取り入れやすい方法から考えていただければと思います。


また、物を運ぶときなど、時計を強くぶつけそうだと感じる場面では、外しておくことも一つの方法です。傷つきにくさを理由に扱い方を大きく変えるのではなく、普段の動作の中で気を付けられるところを見つける。素材の特徴を知っておくことは、購入時だけでなく、手元に届いてからの付き合い方にもつながります。


3. AR・両面・カーブの言葉を読み分ける


サファイアという言葉に別の説明が付いていたら、何について書かれているかを分けてみましょう。反射を抑える加工の話なのか、ガラスを使っている位置なのか、ガラスの形なのか。JIOSのOMI・SEIRAN・GMT DIVER’S 104には、それぞれ次のような表記があります。


OMIのARは、反射を抑えるコーティング


今回ご紹介するOMIの仕様は「サファイアクリスタルガラス(ARコーティング)」です。素材欄では無反射コーティングと表記しています。ARはガラスの反射を抑える加工のことで、サファイアという素材の名前に、表面の反射に関わる説明が加わっていると考えると分かりやすいかもしれません。


「無反射」という名前であっても、どんな光や角度でも反射が完全になくなるという意味ではありません。反射が気になる方は、この加工があるかどうかを仕様で確認しつつ、写真では文字盤と針の組み合わせにも目を向けてみてください。加工の名前と、自分が好きだと感じる時計の表情、その両方を見て選んでいただければと思います。


シルバー文字盤と青針、ステンレス5連ベルトのJIOS SEIRANの接写

SEIRANの両面は、文字盤側と裏蓋側のこと


SEIRANは、表面と裏面の両方にサファイアガラスを採用し、裏蓋は中の機械が見えるスケルトン仕様です。ここでの「両面」は、文字盤側のガラスと裏蓋側のガラスを指しています。一枚のガラスの両側にARコーティングを施した、という意味とは異なりますので、仕様を見比べるときには少し気を付けてみてください。


上の写真はシルバー文字盤と青針、ステンレス5連ベルトのSEIRANです。表では文字盤の模様や針を、時計を外した裏側では機械の姿を眺める。時刻を知るための窓に加えて、機械式の時計に親しむ窓がもう一つあると考えると、裏蓋の見方も楽しくなるのではないでしょうか。


ガラス越しに機械式ムーブメントが見えるJIOS SEIRANの裏蓋

GMT DIVER’S 104のカーブは、ガラスの形


GMT DIVER’S 104では、サファイアカーブガラスを採用しています。カーブは表面に曲面が付いていることを表す言葉です。素材はサファイア、形はカーブ、と分けて読むと整理できます。「カーブ」と付くほど傷に強い、という等級ではありませんし、この名前だけでほかのモデルより見やすいと決まるものでもありません。


商品写真を見るときは、正面の文字盤に加えて、斜めから見たガラスの輪郭を探してみるのもひとつです。ただし、写真に写る反射は光の当たり方や撮影角度によっても変わります。写真で好みの雰囲気を探し、素材や加工は仕様欄で確かめる。この二つを合わせると、一枚の写真から性能まで想像しすぎずに選べます。


4. 眺め方と好みから、JIOSの一本を選ぶ


同じサファイアガラスを使っていても、完成した時計の楽しみ方は一つではありません。ここでは、反射を抑える加工、表と裏を眺める構造、曲面のある形という違いを、購入候補と結び付けてみましょう。価格はそれぞれの組み合わせに対応した税込価格です。ガラスだけで価格の差を説明するのではなく、時計全体を見てお選びください。


小ぶりな顔を楽しみたいなら、OMIも候補に


冒頭の写真のOMIは、シルバーケースに黒文字盤・シルバー針、黒いスムース牛革ベルトを合わせた仕様で、19,800円(税込)です。約35mmのクォーツ腕時計に、ARコーティングを施したサファイアガラスを組み合わせています。小ぶりな時計の文字盤や、スモールセコンドの配置を楽しみたい方は、こちらから見てみませんか。


「サファイアガラスが気になるけれど、予算も考えたい」という場合にも、具体的な候補として比べていただけます。黒とシルバーのまとまりが好きか、普段の服に合わせたいかも一緒に想像してみてください。ほかの文字盤やベルトをご希望の場合は、OMIのモデル紹介・商品一覧から、気になる組み合わせの仕様と価格をお確かめいただけます。


表と裏、それぞれ眺めたいならSEIRAN


自動巻きのSEIRANは、文字盤を見る楽しみに加えて、裏蓋越しに機械を眺める楽しみもあります。価格の一例として、グリーン文字盤と青針、ステンレス5連ベルトの仕様は38,500円(税込)です。この記事の接写はシルバー文字盤ですので、価格の例として挙げたグリーン文字盤とは別の配色になります。


時刻を見るときの顔と、外したときに眺める裏側。そのどちらにも惹かれる方は、SEIRANのモデル紹介・商品一覧をご覧ください。機械の仕組みに詳しくなってから選ぶ必要はありません。文字盤を気に入ったことをきっかけに、裏側からも時計に親しんでいただけたら嬉しいです。


ガラスの輪郭にも目を向けたいならGMT DIVER’S 104


GMT DIVER’S 104のびわ湖ブルーは、55,000円(税込)。機械式自動巻きのGMTモデルにサファイアカーブガラスを採用しています。文字盤の青や針の配置と合わせて、ガラスの形も気になるという方は、時計全体の輪郭を眺めながら候補に入れてみませんか。


GMT DIVER’S 104びわ湖ブルーの正面、ステンレスベルト

写真はびわ湖ブルーとステンレスベルトの組み合わせです。ガラスの曲面そのものの見え方は、GMT DIVER’S 104のモデル紹介・商品一覧の写真も参考にしてください。まず好きだと思う時計を見つけ、そのうえでガラスの説明を読んでみる。素材から探し始めた方も、最後はご自身が着けたい一本へつながればと思います。


5. お手入れと購入後のことも確かめて


気に入った時計が見つかったら、毎日のお手入れと購入後の相談先も確かめておきましょう。JIOSでは、汚れなどは付属の磨き布、または柔らかい布で拭き取っていただくようご案内しています。ガラスの素材に詳しくなくても、まずは身近なお手入れから、一本に目を向ける時間をつくっていただければと思います。


傷や欠け、コーティングの状態が気になったときは、ご自身で研磨や補修を始める前にご相談ください。修理の費用や期間は、時計の状態を確認してからのご案内になります。状態や商品によっては修理を承れない場合もありますので、気になる箇所とモデルが分かるようにお伝えいただけると助かります。


JIOSの1年間の保証は、内部のムーブメントが対象です。ガラスなどの外装や、外的な要因による故障は保証の対象外となります。購入前に保証・アフターケアのご案内もご覧いただき、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。


白いシャツとベージュ系の革ベルトに合わせた、シルバー文字盤と青針のJIOS SEIRAN

写真は、シルバー文字盤と青針のSEIRANを、ベージュ系の革ベルトと白いシャツに合わせた着用例です。前の節で価格をご紹介したグリーン文字盤・ステンレス5連ベルトとは別の組み合わせになります。仕様欄で理解したことを、いつもの服に合わせた手元へと戻して考えてみるのも、選ぶ楽しみの一つです。


気になる一本が見つかったら、三つの点を確認


  • 風防の素材は何か。サファイアガラスの特徴が、自分の希望に合うか。

  • AR・表裏のガラス・カーブなど、気になる説明は何について書かれているか。

  • 希望する文字盤とベルトの組み合わせで、価格や販売状況はどうなっているか。


すべてを専門用語で説明できなくても大丈夫です。「この文字盤の雰囲気が好き」「裏側を眺められる時計が気になる」といった普段の言葉で、ご希望をお聞かせください。気になる写真をスクリーンショットに残しておくと、モデルや見え方について相談するときにも伝えやすくなります。


ガラスを知ることが、時計の顔をより楽しむきっかけになれば嬉しいです。JIOSの腕時計を見比べるから、気になるモデルと組み合わせをご覧ください。眺めている時間も、着けて出かける時間も楽しめる一本を、一緒に考えてみませんか。


※執筆日時点の情報です。料金・仕様・予約条件などの最新情報は、各ページでご確認ください。

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