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腕時計は直径だけで選べる?厚み・重さ・袖口との相性を考える

11 分前
読了時間: 8分

「大きさは好きだけれど、シャツの袖口に収まるだろうか」「一日着けるなら、重さも気になる」。腕時計を選ぶとき、正面の写真とケースの直径だけでは決めにくいことがありますよね。そんなときは、厚み、ラグからラグの長さ、ベルトの仕様まで順番に見てみませんか。


厚みや縦の長さを商品ページで確かめ、普段の服や手首の動きに照らして考えると、ご自身に合う一本を選びやすくなります。今回はJIOSのOMI・SEIRAN・GMT DIVER’S 104・AWAZUを例に、ご購入前に見ておきたい点をご紹介します。好きなデザインを見つけた後の、もう一歩の確認にお役立てください。


目次


  • 1. 直径の次に、厚みと縦の長さを見てみる

  • 2. 袖口との相性は、いつもの動きで確かめる

  • 3. 重さとベルトの余裕は、一緒に考える

  • 4. JIOSの4モデルを、選んだ仕様から見比べる

  • 5. 好みと使う場面をつなげて、一本を選ぶ


1. 直径の次に、厚みと縦の長さを見てみる


直径は、時計を正面から見た大きさを考えるための出発点です。ただ、腕時計は平らな丸だけでできているわけではありません。横から見た高さや、ベルトを取り付ける部分まで含めた長さにも目を向けると、どこを確かめたいのかが具体的になってきます。数字をたくさん覚えるより、測っている場所を分けて読むところから始めましょう。


厚みは、手元を横から想像するために


厚みが気になるなら、正面の写真に加えて、ケースの側面や裏側にも目を向けてみてください。袖と時計の位置関係を考えるときには、文字盤の見た目とは別の手掛かりになります。写真で全体の形を眺め、商品ページで厚みの数字を確かめる。その二つを行き来すると、手元を想像しやすくなります。


例えば今回取り上げるOMIの一仕様は厚み約8.9mm、AWAZUの一仕様は約11mmです。正面の寸法ではAWAZUの方が小さい例ですが、厚みの数字は逆になります。小ぶりな雰囲気が好きな方も、直径と厚みをそれぞれ見てみてください。好みの大きさを見つけたら、次に横からの姿も確かめていきましょう。


黒文字盤とシルバーケースに黒いスムースレザーベルトを合わせたJIOS OMIの正面

写真は、黒文字盤・シルバーケースと針・黒いスムース革ベルトのOMIです。比較に使うベージュ文字盤・黒針とは別の配色です。


「ラグからラグ」と「ラグ幅」は別の寸法


ラグは、ケースからベルトへつながる取り付け部分です。OMIの今回の仕様では「ラグからラグ38mm」と「ベルトラグ幅18mm」を分けて記しています。前者は時計の縦方向にラグの端から端までを見た長さ、後者はベルトを取り付ける幅です。同じラグという言葉が付いていても、見る方向が違います。


また、SEIRANの約38×38mmという寸法は、ラグ・リューズを除いた表記です。OMIのラグからラグ38mmと数字が同じでも、同じ場所を測っているわけではありません。比較表を作るときも、直径、ラグを含む縦の長さ、取り付け幅を別々に書くと整理しやすくなります。


2. 袖口との相性は、いつもの動きで確かめる


袖口に合わせたい一本なら、よく着るシャツを思い浮かべてみてください。仕事で使うシャツなのか、休日のゆったりした服なのか。まずは特に着けたい一着を決めるだけでも、何を確かめたいかが見えてきます。時計の寸法だけでなく、その服で過ごす時間を一緒に想像してみましょう。


白いシャツとベージュ系の革ベルトに合わせた、シルバー文字盤と青針のJIOS SEIRAN

写真は、シルバー文字盤と青針、ベージュ系の革ベルトを合わせたSEIRANの着用例です。比較に使う緑文字盤・ステンレス5連ベルトとは、文字盤の色とベルトが異なります。


袖を下ろす、手首を曲げる、机に手を置く


お手持ちの時計があれば、普段のシャツと一緒に着けて、袖を自然に下ろしてみませんか。次に、時刻を見るときのように手首を少し曲げる、机に手を置く、腕を下げる、と日常の動きを順番に試してみます。いつもの動作の中で、袖と時計の位置がどう変わるかを見てみてください。


そのとき、「袖が時計の上に戻りにくい」「手を机に置くと、この部分が気になる」のように、感じたことを言葉にしておくと役立ちます。候補の時計を試せる場合も、同じ動きを比べると相談しやすくなります。ご自身が気持ちよく使いたい動作を一つ見つけておくと、選ぶときの基準になります。


着ける位置や袖口のゆとりも一緒に見てください。いつも袖の中に入れて使いたいのか、ときどき時計が見える着け方が好きなのかでも、求める手元は違います。すべての服に一度で合わせようとせず、「仕事のシャツに合わせたい」など、いちばん大切な場面から考えていただければと思います。


3. 重さとベルトの余裕は、一緒に考える


重さの数字も気になるところですが、比較するときは、どのベルトを付けた商品か、どの状態の重量かを一緒に見ましょう。文字盤の色だけを見て商品を行き来していると、革ベルトとステンレスベルトの仕様を取り違えることがあります。気になった個別商品の名前とベルトまで、ひと組にしておくと安心です。


掲載重量は、条件をそろえて読む


比較に記したOMIとGMT DIVER’S 104の重量は、各個別商品ページの「本体重量」です。ベルトを含むか、金属ベルトのコマ調整前か後かは未確認のため、着け心地の順位を決める比較には使わず、それぞれの仕様を知る参考にしてください。SEIRANとAWAZUの今回の個別商品には重量の記載がありません。重さを重視される場合は、ご注文前にお気軽にご相談くださいませ。


ご相談の際は、「軽さを優先したい」「今の時計の重さは気にならない」など、普段の感覚も添えていただけると助かります。お手持ちの時計と比べたいのか、初めての一本なので目安を知りたいのか。そうしたことも、候補を一緒に考える手掛かりになります。


シルバー文字盤と青針、ステンレス5連ベルトのJIOS SEIRANの接写

写真は、シルバー文字盤・青針・ステンレス5連ベルトのSEIRANです。比較に使う緑文字盤とは別の文字盤カラーです。


重さだけでなく、ベルトの余裕も


試す機会があれば、時計が気になるときに、ベルトの締まり具合にも目を向けてみましょう。きつさが気になるのか、動いたときのずれが気になるのかを分けておくと、重さという一言にまとめずに伝えられます。心地よく着けられる余裕も、一緒に探していただきたいところです。


金属バンドの一般的な参考として、セイコーは多少の余裕をもたせて通気性をよくし、指1本が入る程度を長さの目安にしています。余裕を見る際の一つの参考として、セイコーの金属バンドのご案内もご覧いただけます。ご自身の腕に合わせるときは、長さと着けた感覚を一緒に確かめましょう。


4. JIOSの4モデルを、選んだ仕様から見比べる


ここで、JIOSの4モデルを具体的な仕様で見比べてみましょう。価格はすべて税込で、それぞれ記載した文字盤・針・ベルトの組み合わせの例です。気になったモデル名から個別の商品ページへ進めますので、写真と仕様を見ながら、ご自身の好みと照らし合わせてみてください。


  • OMI:シルバーケース×ベージュ文字盤・黒針・黒スムース牛革。19,800円。ケース径約35mm、厚み約8.9mm、ラグからラグ38mm、ベルトラグ幅18mm。腕周り最大約19.5cm。「本体重量」約58g。

  • SEIRAN:緑文字盤×青針・ステンレス5連。38,500円。ケース約38×38mm、厚み約12mm(ラグ・リューズ除く)。腕回り約15〜20cm、ラグ幅18mm。

  • GMT DIVER’S 104:ベージュホワイト・ステンレス。55,000円。ケース径約40mm、厚み約12mm。腕周り約14.5〜21.0cm。「本体重量」約167g。

  • AWAZU:シルバー文字盤×青針・シルバーケースとステンレスベルト。38,500円。ケース約28×28mm、厚み約11mm(ラグ・リューズ除く)。腕周り約13.5〜19.5cm、ラグ幅14mm。


比較するときは、まず厚みの欄、次にご自身の腕周りとベルトの対応範囲、というように一項目ずつ見てみてください。対応範囲を確かめたら、袖口や手首の動きへと考えを進めると整理しやすくなります。細かな違いが気になったら、使う場面を添えてご相談いただければと思います。


ガラス越しに機械式ムーブメントが見えるJIOS SEIRANの裏蓋

写真はSEIRANの裏蓋です。表側の文字盤に加えて、裏側から機械式の鼓動を眺める楽しみもあります。サイズを検討しながらも、どこに惹かれたのかは大切にしていただきたいと思います。文字盤やベルトの組み合わせは、SEIRANの一覧でもご紹介しています。


OMIはクォーツ、今回のSEIRAN・AWAZUは自動巻き、GMT DIVER’S 104はGMT機能を備えた機械式自動巻きです。サイズを確認しながら、どんな時計を使いたいかも一緒に考えてみませんか。気に入ったモデルを候補に残しながら、日々の使い方に合うかを一つずつ確かめていく選び方もあります。


5. 好みと使う場面をつなげて、一本を選ぶ


候補が二つほどに絞れたら、「使う場面」と「確かめたいこと」を一つずつ並べてみましょう。例えば、仕事のシャツに合わせたいなら袖を下ろす動き、机で過ごす時間が長いなら手を置いたときの感覚。ご自身の暮らしに置き換えると、仕様表をもう一度読むときにも見る場所がはっきりします。


銀色の指輪と、ゴールド色のケース・黒文字盤・黒い革ベルトのAWAZUを合わせたカフェでの着用例

写真は、ゴールド色のケース・黒文字盤・黒い革ベルトのAWAZUを、指輪と合わせた着用例です。比較に使うシルバー文字盤・青針・ステンレスベルトとは別の配色とベルトです。好きな小物と合わせる楽しみも思い浮かべてみてください。


ご注文前に、ここをひと通り


  • 気に入った商品名と、文字盤・針・ベルトの組み合わせを確かめる。

  • ケースの直径や寸法、厚みを別々に見て、ラグを含むかも確認する。

  • 腕周りの対応範囲を見て、重量が気になる場合は記載と測定条件を確かめる。

  • 合わせたい袖口と日常の動きを思い浮かべ、分からない点を相談する。

  • 最後に、その個別商品の価格と販売状況を確認する。


お使いの時計があれば、「この時計の大きさは好きだけれど、厚みは少し気になる」といった伝え方でも大丈夫です。候補の商品写真をスクリーンショットで残しておくのも、仕様を取り違えずに相談するための一つの方法です。専門用語をそろえる必要はありませんので、普段の言葉で気になる点を教えていただけると助かります。


腕時計は、時刻を確かめるたびに手元にあるものです。好きな文字盤を眺める楽しみと、いつもの服で使う感覚、その両方を大切にして選んでいただきたいと思っています。気になるモデルが見つかったら、JIOSの腕時計を見比べるから、色やベルトの組み合わせ、個別の仕様をご覧ください。迷われたら、ご購入前にお気軽にご相談くださいませ。


※執筆日時点の情報です。料金・仕様・予約条件などの最新情報は、各ページでご確認ください。

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